CLT構造用パネルによる共同住宅新築工事完成内覧会開催! | 株式会社 カドヤ建設

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2022.03.03

CLT構造用パネルによる共同住宅新築工事完成内覧会開催!

昨年11月に新築構造見学会を開催いたしました、CLT構造用パネル工法を採用した建物が完成いたしました。

来る3月11日(金)・12日(土)に完成見学会を開催したします。

(詳しくは下記チラシを御参照ください)

都内では構造材の全てをCLT構造パネルで施工した共同住宅施工事例としては初めての建物となります。

CLT(Cross Laminated Timber)とは、ひき板を繊維方向が直交するように積層接着したパネルです。
欧米を中心にマンションや商業施設などの壁や床として普及しており、我が国においても国産材CLTを活用した中高層建築物などの木造化による新たな木材需要の創出に期待されています。(三井不動産・竹中工務店が25年完成を目指し、日本橋に17階建のビルを計画中)

特徴として、
・コンクリートの養生期間が不要のため、短時間で施工が出来る。
・建物の重量が軽くなり、基礎工事の簡素化ができる。
・同じ厚さで比較すると、CLT(木材)はコンクリートより断熱性が高い。
※詳しくは内閣官房のホームページのCLT活用促進のための政府一元窓口(内閣官房長HP)を参照して下さい。

又、国産材(地域材)で製造されたCLTを活用することは、SDGsの推進の観点から、以下のような意義があると考えます。(2020年内閣官房、林野庁、国土交通省、環境省)
① ライフサイクルを通じたCO2排出の大幅削減(排出量はRC造の20~30%・S造の70%)
② 資源のサステナブルな利用(co2の吸収力の落ちた老木の利用は、脱炭素のためにも必要)
③ 里山保全・地域経済への貢献(戦後の大規模な植林が老齢期を迎えている→森林リサイクルの実践)

SDGsを見据え、これからの新しい技術を使った施工事例です。この機会に是非ご覧ください。

案内チラシ

 

 

 

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