窓リフォームについて | 株式会社 カドヤ建設

BLOGBLOG

2015.04.20

窓リフォームについて

春風が舞う春の陽気が気持ちがいい季節がやってまいりした
カドヤ建設 鈴木です

今回は窓のリフォームについてお話したいと思ます。
さて住宅エコポイント制度が施行された昨今ですがご存知でしょうか?

【エコポイントとは?】
地球温暖化対策の推進及び経済の活性化を図ることを目的として、エコ住宅を新築された方やエコリフォームをされた方に対して一定のポイントを発行し、これを使って様々な商品との交換や追加工事の費用に充当することができる制度です

なぜエコポイントの話をしたかというと窓廻りのリフォームに関しても該当するからです。
内容としては「ガラスの交換」「内窓設置」「外窓交換」の3つの項目に該当します

【ガラスの交換】

既存窓を利用して、複層ガラス等に交換するもの

【内窓設置】

既存窓の内側に新たに窓を新設するもの(二重サッシ化)

【外窓交換】

 既存窓を取り除き、新たな窓に交換するもの

今回はペアガラス化(ガラス交換)とインナーサッシ取付(内窓設置)について書きたいと思います。
さてまず気になるのがリフォームしたことによる効果だと思います

効果としては…

1.断熱性能
室内の暖房を外に逃がさず、同時に外から冷気を防ぎ、暖房効果の向上が期待できます

2.結露防止
 ペアガラスはガラス間の空気層、インナーサッシはサッシ間の空気層により室外と室内をしっかり隔てる構造によって大きな断熱効果で外気温の影響を受けにくくし、結露の発生を抑えます。

3.防音性能(インナーサッシ)
外窓とインナーサッシの間の空気層が障壁となり、高い防音効果を発揮します。外からの音はもちろん室内からの音も外に響きづらくなります

4.遮熱性能(ペアガラス)
冷房効果を低下させる日差しは、窓から進入してきます。外部の日射熱を室内に入れにくい遮熱タイプのペアガラスなら、冷房効果を高め、涼しくすごしやすい住環境を実現できます

といいことばかりと思われますが当然デメリットもありますのでご注意を…

【インナーサッシのデメリット】
・二重窓になる為開閉が面倒になる
・二重窓を付けるスペースがないといけない
・防音性の向上により上下階の騒音が目立つようになる

【ペアガラスのデメリット】
・種類の選定を誤るとガラス同士が共鳴しサッシの防音効果を下げる可能性がある

といったところで、さらにインナーサッシは取付は一見簡単に見えますが取付けたサッシの調整や取付具合によって性能に差が出てくるのでこちらも注意が必要です。
また、多くの先進国では、エネルギー消費量を抑えるためにペアガラスの利用が義務化されている国も多いようです。

日本では現在は規定がありませんが、2020年年度には義務化される流れもあるようです。
省エネ対策、住環境の改善でお悩みでしたら当社までご相談ください

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