アキナイ山王亭を閉鎖し新たな出発 | 株式会社 カドヤ建設

BLOGBLOG

2023.08.24

アキナイ山王亭を閉鎖し新たな出発

大森駅西口から川崎方向に3分ほど歩いたところにウィロード山王商店街があります。さらにその中ほどに有りますアキナイ山王亭は2012年8月に竣工致しました。
それから約11年経った6月16日に設備の老朽化等を理由に閉鎖いたしました。
今までいろいろな団体・企業あるいは個人がアキナイ山王亭を利用して、商店街の活性化に寄与していただきました。

中でも高齢者の居場所作りを通じて健康寿命の延ばすことを目指す『おおた高齢者みまもりネットワーク(通称:みま~も)』。2011年3月11日の東日本大震災をきっかけにその年の秋から石巻の特産品を扱ったり数多くの復興イベントを開催してきた『石巻マルシェ』。その復興イベントを手伝うことがきっかけで商店街と深いつながりを作り上げた山王地ビールの『大森山王ブルワリー』(現在では大森で2店舗を出店し、地元の飲食店にもビールを出荷している)。その他の多数の方々もご利用いただきました。

イベントの題材はコンサート・落語・映画鑑賞・一日ごとにマスターが変わる居酒屋・みま~も支える高齢者による食堂などさまざま。そういえばアキナイ亭と公園・商店街全体を利用した婚式『まちでウエディング』も行いテレビ等複数のメディアにも取り上げられたこともあります。

このような取り組みの中で東京都主催の東京商店街グランプリに大田区推薦でエントリーし、見事準グランプリ―を受賞いたしました。

思い起こすと、この10年間いろいろなイベントや会合を行い、沢山の思い出を提供してくれましたアキナイ山王亭です。寂しい気持ちは有りますが、時代と共に取組自体も進化していかなければならないことを考えると、大変良い切っ掛けになると考えています。

今後の活動拠点として進めているのは、アキナイ山王亭に隣接しております区の公園の南側に『名店街会館』という商店街会館があります。実はそこもさらに老朽化が進んでおり何某かの決断を迫られる状況です。そこで、その建物を改修か建て替えか、出来れば建て替えを行い新たな取り組みの拠点するべく、大田区並びに東京都と協議を開始しています。計画は現在2階建ての木造建築物を解体して、新たに木造平屋建ての商店街会館を建築することです。(下記完成予想パース参照)

もちろん、今まで行っていた継続的なイベントなどは行うつもりですが、ここでは、アキナイ山王亭で行っていた活動と団体をベースにさらにバージョンアップを目指します。例えば、みま~もや石巻マルシェなどの他の地域との繋がりを利用して、特産品を集め商品開発をして商店街の店舗で販売してもらう試みや、その活動の一員として地域の子育てママさんなどの協力を頂く、そして、みま~もに集まる元気な高齢お母さんとの触れ合いを通じて、お子様達の情操教育にも寄与すると同時に、お母さん方の豊富な文化や知識をママさんたちに繋げていく効果も期待できます。実は多世代が融合する施設をみま~もの取り組みで他の施設で行っていたことがございます。そこで体感したことは、子供たちが家族以外の人たちと接することが少なくなった都市の生活で、就学前の同年代の子供や特に高齢者との接触によって、ほとんどの子供が何事にも物おじしない子供に育っていく姿を見てきました。私はSNS世代で育ってきた人たちの対人でのコミュニケーション能力の低下は問題だと感じています。相手の気持ちや感情を察知することができないということは、物事の判断に大いに支障をきたすと思いますし、そういう姿を目の当たりにすることもしばしばです。これは年齢とは関係ありません。又、商店街に愛着を感じ、ママさんは元より子供たちが育って商店街をより利用をしてくれることも期待いたします。

もう一つ特徴的なことは、旧スーパーカドヤに建築された当社関連会社カドヤ不動産所有のキーストーンワン(1階店舗・上階賃貸マンション14階建)ですが、1階の店舗はガラス窓を多用し池上通りから店舗を通して公園とその先のJRに電車が走る姿を見ることが出来ます。さらに、池上通りから公園へ店舗内部の通路を通って直接出ることが出来ます。そこには今回計画している商店街会館が存在するのです。公園にも面しているため店舗に来た方が公園を利用し、当商店街会館へも足を運ぶことでしょう。そして、1階のその店舗ですが、現在は空き家ですが11月にはテナントが入る予定で、ワイン販売の専門のイオンリカー株式会社が入ることになっています。ワイン以外にも販売する予定だそうですが詳細はまだ判りません。

このように柳本通り商店街(ウィロード山王、山王ハーモニー、ココ山王、三番街)の公園と周りの施設が一体となり、それらが中心的空間として、地元だけでなく他の地域からも足を運んでもらう施設と空間を作り上げていくつもりです。当社としても商店街や町の発展に寄与することは、間接的に自社を育てることに繋がると考えています。その為には、皆様方のご支援とご指導が不可欠であることは間違いありません。微力ではありますが、大森が楽しく暮らせる街になるよう努力したいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

BY NOGUCHI

share